白髪が増えると老けた印象になってしまうため、染めるという人も多いです。
しかし、何度も白髪染めを使っていると地肌へのダメージになってしまうため、種類を選んでなるべく地肌へダメージのいかないものを使うことが良いとされています。

白髪染めの種類について

白髪染めにはいくつか種類があり、効果や地肌へのダメージなどは大きく異なってきます

従来の2剤式ヘアカラーは白髪だけではなく黒髪も均一に染めることができ、1~2か月に一度染める必要があります。しっかり染めることができますが、髪や地肌へのダメージは大きいとされています。

ヘアマニキュアなどは黒髪は染まりませんが白髪だけが染まり、2~3週間に一度染める必要があり、髪へのダメージが少しあります。

ヘアカラートリートメントは黒髪は染まらず白髪だけを染めることができ、3~4日に一度染めることが必要ですが、色が定着すれば1週間に一度でよくなります
髪への保湿成分などが含まれてるためダメージが少ないのが特徴です。

白髪隠しは白髪だけに色がつきダメージが少ないのが特徴ですが、1~2日程度で色が落ちます。

地肌へのダメージ

従来の2剤式の白髪染めは、黒髪の薬剤で抜いて髪の内側から髪の毛を染毛していくという方法です。白髪と一緒に黒髪も色を抜いて染毛していくため、均一に塗ることができますが、そのためには強い薬剤が使われます。髪や地肌に大きなダメージがあります

アレルギーなどを引き起こしてしまう可能背もあるため、2剤式のタイプを使う場合には必ずパッチテストを行う必要があります。

対してヘアカラートリートメントなどは、脱色剤を使っていない分だけダメージが少ないといえます。また、天然由来の染毛成分や美髪成分などが多く使っているものであれば、髪にも地肌にも優しいと考えられます。

選び方について

白髪染めを選ぶ場合には、綺麗に染まるかだけを考えるのではなく、髪の毛や地肌へのダメージを考えてから選ぶことが大切です。

2剤式でしっかり染めたいという場合には、染める頻度を2か月以下にしてなるべく地肌に優しいヘアケア用品を使ってケアしていくことが良いとされています。
また、ヘアカラートリートメントなど髪や地肌に優しいアイテムを組み合わせて使うことによって、地肌へのダメージを最小限に抑えることもできます。

白髪染めはタイプによって効果やコストなどが異なってくるため、自分に合った方法で行うことが大切です。