30代も半ばになるとチラホラと髪の毛に白い部分があらわれてきます。もちろん早い方では20代から出てくることあるのですが、基本的には白髪は加齢現象ですから、残念ながら放置しておくとどんどんと増えていきますし、見た目の老け具合も加速度的に進行していきます。

防ぐにはやはり白髪染めの出番となりますが、白髪の状況や体質によって選び方が違ってくるのです。

全体に白髪が目立つ場合はヘアカラーがおすすめ

ポツンポツンと出ている場合はともかく、全体に白髪が目立ってきているのであれば白髪染めヘアカラーがおすすめとなります。

2液タイプのものが主流で一度カラーを入れると数か月間は色を保つことができ、家庭で自身で行ったり美容院で施術してもらうことになりますが、特に家庭用のものは短時間で効果を出すために薬剤が強い場合があり、事前にアレルギー反応が出ないかどうかパッチテストを行う必要があります。

ただしアレルギーというのは今現在大丈夫でも後にあらわれてしまうことがありますから、これまで大丈夫であった製品でも常に注意が必要です。

染めた時の仕上がりに関してはやはりプロである美容院で行う方が美しく、美容院によっては髪や地肌のことを考えた施術を受けることもできますが、定期的に通うとなると金銭的な負担感も大きくなります。

髪の健康のことを考えるとヘアマニキュアもよい

これまでに食品などでかゆみやかぶれ等の症状が出たことがある場合、やはり白髪染めであっても不安を感じるものです。そのような方におすすめできる選び方としては髪に優しいものとなり、ヘアマニキュア等がそれにあたります。

ヘアカラーほど強い薬品を使用するわけではなく痛みも少ないのですが、ただし色持ちは数週間程で、シャンプーではもちろん、雨や激しい運動で大量に汗をかいた場合では色が落ちていくことがあり、枕カバーや衣服の襟部分などに色移りすることがあります

最近はトリートメントタイプのものがあり、お風呂のついでに自宅で気軽に行えるようになっています。

部分的に気になる白髪には部分隠しタイプを

まだ全体にではなく部分的に白髪が出ている場合では、サッと塗って隠すことのできる部分隠しタイプが重宝します。またヘアカラー等で白髪染めを行った場合でも、少しずつ髪の毛は伸びていきますから根本部分の白髪を隠すのには役立つのです。

ただし髪の表面に着色料をつけているだけですから、シャンプーで洗い落ちてしまいますし、使用中は帽子や衣服に付着しないように注意しなければなりません。

白髪染めとひとくちにいっても種類が複数ありますから、自分の状況に合わせて最適な選び方をするようにしましょう。