自分で若白髪を染める場合、市販のヘアカラーではなくヘアマニキュアがお勧めです。
若くても白髪が一塊に生えていたり、生え際で目立っている場合は、しっかり染まるヘアカラーのほうが良いですが、各メーカーの色番号によっては、いかにも「染めました」というマットな色合いになってしまいます。

ヘアマニキュアが便利です

明るめのナチュラルブラウンなどであれば大丈夫ですが、ダークブラウンの白髪染めは、製品によっては驚くほど濃く仕上がってしまいます。これまで明るめの髪色で過ごしてきた人の場合、どうしても重めの印象に変わってしまいます。

一般的な若白髪で、白髪の本数が少なく、生え際にチラホラという程度なら、まずはヘアマニキュアです
主にツヤ出し目的のものではなく、白髪用ヘアマニキュアを選ぶのがポイントです。

ヘアマニキュアの場合、しっかりした白髪染め目的というより、おしゃれ染めに近いので、白髪用ヘアカラーより、色のバリエーションも豊富で、元々が明るめの髪色の人は、レッド系やイエロー系などで楽しむのも良いでしょう。

ブラウン系がおススメ

若白髪といえど、白髪の量が多めの人は、ブラウン系をお勧めします
メーカーによって差がありますが、ライト系の色より、ナチュラルブラウンやダークブラウンのほうが、しっかり染まる傾向があるからです。

元の髪色が黒に近い人は、ダークブラウンを選ぶと、自然な色合いながらも白髪をしっかり染めることができます。

注意点

ヘアマニキュアの注意点は、染料が地肌に付いてしまった場合、色が落ちにくいことです。白髪用ヘアカラーのほうが、むしろ、多少付いてもシャンプーで落ちてくれます。
ヘアマニキュアは、極力、地肌に付着しないよう、細心の注意を払って染めて行きましょう。

染める前に、あらかじめ、生え際ギリギリの肌に、コールドクリームなどを薄く塗って、ガードしておくのが得策です。ただ、クリームが髪のほうにも付いてしまうと、その部分が染まりにくくなるので、あくまで肌にのみ塗るのがポイントです。

肌に付いたら落ちにくいぶん、他のものに付いてもしっかり染まってしまいます。
浴室以外で使う場合、古新聞などで周囲を覆っておきましょう。浴室も、白いプラスチック部分に付くと染まってしまうので、髪の毛以外には付けないよう、細心の注意が必要です。

若白髪といっても、ヘアマニキュアだけではやはり白く目立ってしまう場合は、思い切ってヘアカラーのほうが、むしろ扱いやすいかもしれません。

白髪染めは、いったん染め始めると以後ずっと続けることになりがちです。
早目に、自分に合う色や染め方のタイプを見極めて、おしゃれの一環として、無理なく楽しめるようになると良いですね。