ある程度の年齢になると白髪頭もしょうがないでしょうが、最近では40代くらいから若白髪が生えているという方も多くなりました。
若いときの白髪は身体の不調サインかもしれません。

体調不良が白髪に表れる

発生個所によってその原因とされる不調は異なります。
不調部分を改善できれば元通りの黒髪を手に入れることができるかもしれないのです。

紫外線を浴びると活性酸素が発生し老化が早まるので、紫外線がよくあたる頭頂部はもともと白くなりやすいところです。
ただ、もしかしたら消化不良や胃腸の不調が原因となっているかもしれません。

頭頂部でも発生個所が右側ならむくみ・腎臓の病気を、左側なら肝臓の病気も疑ってみましょう。
つむじなら心臓や肺が、後頭部なら生理不順など生殖器に問題があるかもしれません。
おでこの辺りから発生した場合には眼精疲労が考えられます。
耳の後ろの方が白くなるなら聴覚障害に陥っているのかもしれません。

場合によっては頭髪以外の場所が白くなることもあります。
ヒゲが白くなったなら血行不良かもしれません。
アンダーヘアも冷えや血行不良が考えられるのでクーラーの聞いた部屋で座りっぱなしだと危険です。

発生個所がこめかみ近くの場合はストレスが関わっています。
仕事や育児と現代人は何かとストレスを溜めやすいですから、解消法を見つけ出すようにしましょう。

同じ場所にばかりできる白髪

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もしも同じところばかり白くなるという場合、強い刺激が原因となっているかもしれません。
その刺激として発見した白髪を抜いているということも関係するのです。
無理やり抜くとその付近の毛穴や細胞が傷ついてしまうので、また発生しやすいのです。
刺激を減らすためにも抜くのではなく、根元からハサミで切るようにしたり、本数が多くてそれが大変なら染めるようにしましょう。

生活習慣の乱れにも注意

発生場所に関係なく、普段の生活習慣が関係していることもあります。
暴飲暴食や偏った食事・睡眠時間の不足など繰り返していると、体中に栄養が行き届かず、さまざまな病気や不調を引き起こしますし、頭皮の健康状態も悪くなってしまうのです。
黒くて健康な髪の毛を生やすには、体が健康でないといけないのです。どの場所も重大な病気の原因となっている可能性とともに食生活の乱れやストレスも疑われるのです。

食生活が乱れがち、遅くまで残業が続いて仕事のストレスも多く、ずっとパソコンに向かって仕事をしているので目も疲れてしまって、そんな現代人が若い頃から白髪に悩まされるのは当然のことなのです。

そういった生活を少しでも改善するとともに、発生個所と関係するからだの部分の不調を治すようにしましょう。