白髪が増えてきて染めることを考えた方。頭皮や髪の毛に刺激が強すぎて痛めてしまうので更に白髪を増やす結果となるイメージを持つ方も多いでしょうが、それはヘアカラーを使用した際の印象です。
ヘアカラーのダメージの大きさ
ヘアカラーは髪の内部に働きかけて色素を脱色して、髪の毛の外側だけでなく内側にも色を染み込ませる方法です。
しっかりと色が付き、長持ちするのは利点ですが、その一方で髪の毛へのダメージは大きいです。白髪染めもこれに含まれます。
利用することで白髪を隠すことはできるものの、バサバサになるでしょうし、更に白髪が増えてしまいかねません。
ヘアマニキュアは髪に優しめ
刺激が気になるなら、刺激の強くないヘアマニュキュアという方法を選びましょう。
ヘアマニュキュアは「マニュキュア」とあるように爪に使うマニュキュアと同じような方法で髪の毛に色をつけるのです。
髪の外側に色素を吸収させてコーティングするだけなので、内側まで浸透せず刺激が強くないですし、手軽に染めることができます。
ヘアマニュキュアには脱色効果はないため明るい色味にすることはできないもののブラックやブラウン・その他の個性的なカラーなどカラーバリエーションが豊富でおしゃれに白髪を隠すことができます。色は付かない透明のものもあり、髪の毛にツヤを出したいという方が利用するケースもあります。
ヘアマニュキュアは美容院でもできますが、様々なカラーが市販されているので自宅でした方がお金も時間も節約になるでしょう。特に天然100パーセントの植物の色素・ヘナを使ったヘナカラーだと刺激が強くないので安心です。部分染めもできるのでどうしても気になる部分だけまずは様子を見てみるのもいいでしょう。
ヘアカラーのデメリットについて
手軽にできるのがメリットのヘアマニュキュアですが、やはりヘアカラーに比べると色落ちは早いです。シャンプーをするたびに色が落ちていくので2週間から3週間ほどすると元の髪色に戻ってしまうでしょう。
シャンプーの量を減らしたり、ぬるま湯で洗い流すようにしたり、専用のシャンプーを使うようにすれば多少は長持ちするでしょうが、それだけです。
ヘアマニュキュアを使用し始めた場合、1ヶ月ほどをペースに定期的に染める必要はあります。ただ頭皮や頭髪への負担は少ないので1ヶ月ごとに使用しても白髪を増やす原因とはなりにくいです。
仕上がりを重視して選んでいると髪や頭皮が健康を損ない黒いけれどパサパサの美しさとはかけ離れた仕上がりになってしまいます。
健康的な髪を保つためにはヘアマニュキュアの方がおすすめです。