正しく白髪染めを選ぶためにも、事前に仕組みを知っておくことが大切です。白髪染めは大きく分けて2種類あり、永久的な染毛剤と半永久染毛剤があります。永久染毛剤は一般的にはヘアカラーと呼ばれているもので、その中には1種類しかないです。
反対に半永久染毛剤はいくつかの種類があり、それぞれ仕組みが違ってきます。仕組みを知れば自分に合った白髪染めを見つけることができ、希望に合わせて商品を選ぶことが出来ます。
白髪染めには2種類ある
白髪を染める商品には2種類あり、永久的に染めることが出来るものと半永久的なものがあります。永久的に色を保つことが出来るヘアカラーといわれるものは、まず髪の毛を漂白して無色の状態にしていきます。
無色になった髪の毛を漂白することが出来たら、好きな色を入れて染めていきます。
元々あった髪の色は全て無色になることで、新しい色が入り白髪を染めることが出来ます。
その他の種類は髪の毛の表面だけに色を乗せて、一時的に色を付けていきます。
永久的に色持ちが出来る白髪染め
永久染毛剤はヘアカラーのことで、髪の毛のキューティクルを開いて色を入れていきます。
髪の毛の表面はキューティクルで覆われていますが、それを開いて髪の毛の内部まで色を入れることが出来ます。
永久染毛剤なので色が抜けにくく、色落ちを防ぐことが出来るというメリットがあります。
このタイプのヘアカラーは2種類の液体が必要になり、これを使って色をしっかり入れていきます。染料とアルカリ液と、酸化剤の2種類が必要になり、アルカリ液でキューティクルを開きます。アルカリ液を使わずに染めてしまうとキューティクルが開かずに、染めることが出来ないのです。
アルカリ液はキューティクルを開かせる作用があり、染料がより髪の毛の内部に入りやすくなります。染料とアルカリ液を使うことが出来ると、色を入れることが出来るのです。そして酸化剤は発色と色を固定するのに役立ち、染料とアルカリ液で染めた髪の毛の発色を助けます。
半永久染毛剤の仕組みとは
市販されている白髪染めにはヘアマニキュアとカラートリートメントなどがあり、これらすべてが半永久染毛剤になります。
様々な種類のものがありますが、髪の毛を染める仕組みは全く違ってきます。
共通しているのはキューティクルを開かずに染めることができ、キューティクルよりも上に色を乗せていきます。そのため髪の毛が受けるダメージを最小限に抑えることが出来ますが、反対に色落ちがしやすくなっています。
カラートリートメント少しずつ浸透するといわれていて、キューティクルを開かなくても少しずつ染料が内側に浸透していく効果はあります。特にトリートメントは髪の毛を健康にする成分を配合されているので、髪の毛に必要な栄養を与えながら染めることが出来ます。