白髪染めなど今では一般的となったカラーリングですが、カラーリングを塗って髪の色を変えると髪の毛や頭皮に悪影響を与えることがあります。
白髪染めのアルカリ性の働きで髪が膨張していまい。キューティクルが開きます。そこに脱色と染色を同時に行うので、健康な髪の毛にも負担を掛けてしまいます。
キューティクルにも影響を与えるので、最低限のダメージは避けられないのです。
特に自宅で出来るような白髪染めにはアルカリ性が強く、キューティクルが開きやすくなっています。より髪の毛に負担を掛けてしまうこともあるので、ダメージのことを考えるのならヘアサロンなどで白髪を染めるようにします。
ダメージを最小限に抑えるためにも、ダメージケアを徹底的に行うようにします。
カラーリングをした後のケア
カラーリングの後の髪の毛は特にキューティクルが開いていて、ダメージを受けやすい状態になっています。そのためトリートメントでしっかり保湿をして、髪の毛の乾燥を防ぐようにします。シャンプーの後はしっかり乾かすようにして、キューティクルを閉じてから寝るようにすることも大切です。
キューティクルが開いている状態は、とても髪の毛が傷みやすいです。
半乾きの状態で寝てしまうと枕と髪の毛で摩擦が起こり、髪の毛が傷みます。
また白髪染めの内容によってはメラニン量が減少し過ぎてしまい、紫外線を受けやすくなっていることもあります。外出するときには紫外線をカットするためにも帽子を被ったり、髪の毛専用のケア剤を使います。
シャンプーは翌日以降に
カラーリングの色を綺麗に保つためには、シャンプーをするときには翌日以降にするようにします。洗浄力が高いシャンプーは色落ちや乾燥の原因にもなるので、避けることが大切です。
最近ではカラーリングの色持ちを良くするシャンプーや良い状態をキープすることが出来るシャンプーもあるので、それを使います。
シャンプーの量は出来るだけ少なめにして、色落ちを防ぐようにします。
シャンプーは1日1回にして、必要な皮脂や水分をある程度保っておくことも大切です。
トリートメントで髪を健康に
白髪染めをしたときには色落ちを防ぐことも大切ですが、傷んだ髪の毛を健康な状態にすることも大切です。髪の毛の表面をしっかりコーティングするだけでなく、髪の毛の内側から健康にするためにもトリートメントを行います。
シャンプーの後に水分をよく切って、トリートメントの成分がしっかり浸透するように準備をします。トリートメントを手に取ったら、髪全体に馴染ませていきます。
さらに手の平で髪の毛をはさみながら中間から毛先に向かってトリートメントを馴染ませます。手でとかすようにすると、髪の毛1本1本に馴染みます。