自宅で白髪染めをすると、自分で後頭部を染めるのは難しいものですよね。
なんとかキレイに染める方法はないものか、とお悩みをお持ちの方は少なくないと思いますが、コツをつかめば後頭部もキレイに染められるようになるのです。
自宅で後頭部までキレイに白髪を染める方法をご紹介しますので、ぜひ実践してみてくださいね。
シャンプーとブロッキングをしましょう
髪や頭皮には汚れや皮脂がついていますので、生え際などが染まりにくいです。
まずはシャンプーをして汚れを落とし、よく乾かしておきましょう。リンスはしない方が、髪に染毛剤がなじみやすいですよ。
髪が長かったり多かったりすると、染毛剤を内側までムラなく塗るのは難しいですよね。
そのままいきなり染めようとするのではなく、前もって髪を「ブロッキング」しておきましょう。
まずは後ろ髪を4つのブロックに分け、大きめのクリップで留めます。最初に髪を左右に分けて、その後で左右それぞれの髪を上下二つに分けましょう。このようにすると、ちょうど後頭部の真ん中あたりに、十字のように地肌が見える状態になります。このようにブロッキングすれば、根本の部分までしっかりと染めることができます。
また、ブロッキングしておくと、腕が疲れにくいというメリットもあります。
後頭部は腕が届きにくい場所ですから、何もせずにずっと塗っていると腕が疲れてきてしまいます。ブロッキングしておけば、そのブロックだけを集中して染められるので腕が疲れにくくなるのです。
染毛剤はどうやって塗っていく?
髪をブロッキングしたら、いよいよ染毛剤の出番です。
まずは左下のブロックから染めていきましょう。ブロッキングラインの下側の髪の根元部分から染毛剤を塗っていきます。
根元をしっかり染めることを意識しながら丁寧に塗りましょう。
左下のブロックが終わったら右下、左上、右上という順番で染めていきます。
ブロックをすべて塗り終えたら、コームやハケで、染毛剤が髪全体になじむようにします。後頭部全体に、たっぷりと染毛剤を使いましょう。
染まり具合は気温や髪質などによって違ってきますから、放置時間を調整しましょう。
襟足を根元まで完璧に染める方法は?
襟足の根元までキレイに染める方法がありますので、染め残しが気になる場合はやってみてください。
髪全体を持ち上げてアップにしたら、コームに染毛剤を付けて襟足部分に塗ってください。染め残しを防ぐことができますよ。