白髪が生えてくると、一気に老け込んでしまったような感じになってしまいますので、白髪染めを行っている方も多いことでしょう。特に女性の場合は、ここ20年くらい前から黒髪であっても茶色や金髪に染めるのが習慣となっており、白髪染めも抵抗なく行っている人が多いようです。しかし、白髪染めには危険が潜んでいるのをご存知でしょうか。
恐ろしい白髪染め副作用の危険
1回で簡単に染め上げることができるタイプや、2剤を混ぜ合わせて使うタイプの白髪染めには副作用が引き起こす可能性が指摘されています。
それは強い毒性を持つ成分が含まれていることがあるからです。
具体的には、頭皮に湿疹やかぶれ、ただれ、傷み、かゆみなどが起こるような副作用から、突然呼吸困難に陥ったり、ショック症状が起こったりする重篤な副作用まであります。
白髪染めで呼吸困難が起こる可能性があるというのは、想定外と言う人がほとんどでしょう。
本当に注意が必要なのです。
目に入れば失明の危険もある
さらに、恐ろしいのは失明する危険すらあると言うことです。なぜ白髪染めで失明の危険があるかというと、液剤が誤って目に入ってしまうことがあるからです。
目に入ったら全員失明するわけではもちろんありませんが、激しい痛みが起こり、最悪の場合失明の可能性もあるといわれています。
そのため、もし誤って白髪染めの液剤が誤って目に入ったらすぐに水で洗う必要があります。
また長期にわたって使用し続けると、皮膚を通して毒素が体内に吸収されていき、白内障になったり、腎臓や肝臓に傷害が出ることもあります。
知らない人が多い
問題なのは、白髪染めの危険を知らない人が多いということです。あるいは耳にはしていても、自分は大丈夫だろうとたかをくくっている人が多いということです。
確かに、すぐに症状が出ないかもしれませんが、怖いのは蓄積されていくことです。
そして、後から問題が出てくることです。比較的多く使われている毒となる添加物を挙げると、防腐剤として使われるパラオキシ安息香酸エステル類(パラベン)、またジアミンもよく使用されます。長期間使い続けていくと突然アレルギー症状が発症する可能性があります。
またシリコンが含まれている場合は、しっかり洗い流さないと毛穴を詰まらせてしまい、抜け毛の原因となります。このようなリスクを回避するためには、安全性の高い無添加のものを選ぶか、もう白髪を染めるのをやめるかのどちらかになります。