白髪染めを定着させ、褪色防止策をとるには、髪が濡れたらすぐ、髪を8割ほど乾かすことです。髪が濡れていると、色が抜けやすくなります。
しかし乾かし過ぎも禁物です。ドライヤーを使い過ぎると髪は傷み、保水力がなくなって、色落ちが進みます。
一方、地肌を濡れたままにしていると、かびが繁殖して毛が抜けやすくもなりますので、地肌を重点的に乾かし、8割がた乾いたらドライヤーを止める、ということにしておいたほうがいいでしょう。
紫外線を避けてパーマをかけるタイミングに注意
白髪を染めたあと褪色を防止するには、紫外線を避けることです。日傘を使ったり、帽子をかぶるなりして、頭髪に紫外線が当たらないように注意しましょう。
また、パーマをかけると、色が落ちる場合もありますので、パーマをかける予定がある場合は、白髪染めするのを待ったほうがいいでしょう。
パーマをかけてから1週間以上経過したのちに、白髪染めをするべきです。
髪を濡らしたままにしない
髪を濡らしたままにすると髪が傷みますし、褐色防止のためにも、髪はすぐ乾かすべきです。
髪が濡れていると、白髪染めした色が抜けやすくなります。すぐドライヤーで、地肌を中心にして乾かすことが大事です。
しかし、髪を乾かし過ぎると、髪が傷んでしまうので、地肌が完全に乾いて、髪が8割がた乾いたところでやめておきましょう。髪が傷むと、髪の保湿力は失われます。すると、白髪染めした色が落ちやすくなります。
髪は濡れていても色落ちしますし、乾かし過ぎて傷んでも色落ちするので、ちょうど良い湿度になるよう、気を配っておきましょう。
髪を健康な状態に保つことがポイント
トリートメントタイプの白髪染めは、半永久染毛剤であり、キューティクルと髪の内部の一部だけが染まっている状態なので、ひと月ほどで色は抜けるものです。
それを防ぐためには、間を置かず、継続して使用することです。
毎日のシャンプー時にコンディショナーとして使える白髪染めなら、色が抜けることはなく、常に染まった状態にして置けます。
コンディショナーですから、髪を保護する役割も果たします。
染髪しても髪を傷めることがないという、画期的な方法と言えます。
髪を健康な状態に保てれば、色落ちも防ぎやすくなります。
トリートメントタイプを毎日使用するのも、良い褪色防止策と言えそうです。