一度使いだすともうやめることが出来なくなると言われている白髪染め。
染めてしばらくは良くても、2週間もすると必ず生え際にまた白い色が出始めてきて気になる人はひと月くらいで染め直すということを繰り返すようですね。

しかし、市販の自分で染められるタイプのものは安価だけれど髪がパサパサになって痛みやすいし色落ちも早い、身体にもあまり良くないみたい・・・かといって美容院で毎月やってもらうのはお金がかかりすぎてお財布的に無理がありすぎるのでどうしたものかという悩みを抱えている人は少なくありません。

ヘアカラー剤の危険性を知る

市販のタイプにしろ美容院でやってもらうにしろ、ヘアカラー剤には強い毒性のある成分がいくつも含まれているため注意が必要です。
ではより安全に白髪染めを行うにはどうしたらよいのでしょうか?

ヘアカラーを行うと髪は艶をなくしパサパサと乾燥してくし通りが悪く扱いにくくなりますし、人によっては頭皮にかぶれが出たりする場合もあります。
しかも単に髪だけの問題にとどまらずヘアカラー剤の毒性がアレルギーを引き起こしたり、毛染めの頻度が高いと肝臓の機能を弱めたり、健康被害を起こす可能性も十分にあるのです。

長期的に使えば使うほど体内にその毒性を蓄積していく場合もあり、出来るだけ期間をあけて、そして髪の全部ではなく根元部分だけにするなどして少しでも経皮毒の摂取を少なくすることを心がけることが髪も身体も守ることにつながります。

安全性を求めるなら天然素材のものを

tennensozai

ヘアカラー剤には危険性があるからあまり使いたくない、かといって白髪を染めない訳にもいかない人には安全性の高い天然素材100%のヘナを使う方法があります。

ヘナは古代から染料としてだけではなく薬草としても使われてきたハーブですので、髪や頭皮および身体へのダメージはほとんどないどころかむしろ良い働きをもたらしてくれるといっても過言ではありません。

ヘナ染めのメリットデメリット

ヘナ染めは天然素材であるがゆえのメリットとデメリットをいくつか持っています。
最も大きなメリットは素材の安全性とともに、髪に対するトリートメント効果があるので自然に髪質を向上させてくれる点です。
カラーリングそのものも自然な色の付き方になりますので、生え際の白髪が伸びてきてもハッキリとした区別がつきにくいので見た感じの汚さも少なく、次のカラーリングの間隔を出来るだけ長くあけることが出来ます。

ヘナ染めのデメリットで一番大きいのは染めるための時間がかなりかかるということと(寒いと染まりにくい為冬場などは更に時間がかかります)、染めたあと数日は粉が落ちやすいということ。
また染める色をより好みのものにするには、更にインディゴも使わないといけませんのでその分余計に時間がかかりますので、そんなに時間の取れない人やこれらをめんどうと感じる人には向かないかもしれません。