白髪染めなどで髪を綺麗に見せるように日々対応している方でも、できれば白髪が減って髪自体がもっと綺麗になってくれればいいのにと思っているのではないでしょうか。

もう年齢的に無理だろうと諦めている方もいるかもしれませんが、普段の生活をちょっと見直すだけでも白髪を減らしたり、増えるのを遅らせたりする効果が期待できるのです。

睡眠状態を考える

その方法の1つが、睡眠の見直しです。日々の睡眠を見直して睡眠の質を高めることで、髪の毛にもいい影響を与えることができるのです。

髪の毛を健康的な状態にするためには、髪の毛が生まれてくる部分である頭皮を健康な状態に保つことが大切です。
そして、そのために重要になってくるのが成長ホルモンです。

成長ホルモンとはその名の通り子供の成長に必要不可欠なホルモンですが、子供の成長を助けてくれるという機能の他には、身体の元となるたんぱく質の生成を促すという機能ももっています

成長ホルモンとの関係

12-12

頭皮のような皮膚や髪の毛というのはまさにこのたんぱく質からできているわけですから、成長ホルモンの分泌を促すことで頭皮や髪の毛にもよい影響があると考えられているのです。

そしてこの成長ホルモンには、その分泌が活発になるゴールデンタイムがあると言われています。そのゴールデンタイムとは、おおよそ午後10時から午前2時ごろと言われており、さらに成長ホルモンは就寝時により活発に分泌されることから、この時間帯に就寝していることで成長ホルモンの分泌が活発になると考えられているのです。

こまめに白髪染めでケアをするのももちろん大切ですが、女性ならばやはりもともとの素の髪の毛が美しい状態を目指したいところです。

ゴールデンタイムの大切さとは

このゴールデンタイムの就寝は頭皮や髪の毛だけでなく、お肌や身体全体にもいい影響があると考えられています。髪の毛はもちろん、健康的に美しくなりたい女性ならば午後10時から午前2時ごろのゴールデンタイムというのを意識してしっかりと睡眠をとるといいでしょう。

そのためには、夜にはテレビやスマートフォン、パソコンなどはあまり使わないようにして光の刺激を避けたり、食事は就寝する2時間ほど前までにすませておいたりといった工夫でより質のいい睡眠をとるということも大切です。

寝る前にはお風呂にゆったりと浸かって身体を温めたり、ストレッチや体操を行って身体をほぐしたりといったことももちろん効果的ですので、出来る範囲で取り入れていくといいでしょう。