白髪は遺伝するものという話を聞いたことがある方は多いと思います。
しかし白髪の親を持つ子が皆白髪になるわけではないですし、実際、白髪遺伝説には医学的な根拠は無いという事です。
ではなぜここまで白髪遺伝説が世間に定着しているのでしょうか。
遺伝するのは白髪ではない
原因が遺伝ではないにもかかわらず、それでも世間でこれほど髪の毛が白くなる事と遺伝の関係が語られるのは、親の髪が白い家の子供の髪が白くなるという家庭がそれなりに存在するからだと思われます。
しかしそれは髪が白くなる性質が受け継がれたからそうなっているのではありません。
髪が白くなる原因として考えられるものの多くは生活習慣によるものがほとんどなのですが、親が髪を白くしてしまいがちな生活を空いている場合、子どもも同じような生活習慣を送る傾向があるので、親と同じ様に髪が白くなってしまうのです。
白髪になりやすい生活習慣とは
髪の毛を黒く保つにはその色の元になるメラノサイトと呼ばれる物質が欠かせません。
そしてそのメラノサイトを髪の毛全体に行き渡らせるためには血液の正常な循環が必要になってきます。
この二つの重要な要素のどちらかが欠けてしまっても髪は白くなってしまいます。
メラノサイトの生成にも血液の正常な循環にも栄養素が必要になるため、食事制限などの過剰なダイエットをして栄養素が不足してしまうとよくありませんし、逆に食べ過ぎてしまった場合もコレステロールなどによって血液がドロドロになってしまうので良くありません。
あとは運動不足やストレスなども血液の流れに悪影響を与えるので良くありません。
そしてメラノサイトの生成には適切な睡眠時間があるため夜更かしが多い方は髪の毛が白くなりがちな傾向があります。
白髪にならないためには
黒い髪の毛を保つためにはそのための栄養素を摂取する事が重要になりますが、脂肪分の多い食事が続くと血液がドロドロになってメラノサイトが髪の毛に行き渡らなくなってしまいます。
そこで血液を綺麗な状態に保ちながら栄養素を摂取す方法として、果物・野菜中心の食事を心がけると良いでしょう。
運動不足についても特に本格的な運動をする必要はなく、移動時はなるべく徒歩にするとか空いた時間に部屋の掃除をするなどのちょっとした運動をし続ける事が重要です。
睡眠時間に関しては22時から2時の間がメラノサイトの生成にもっとも適した時間であるとされるのでなるべくこの時間いね呈すことが大事です。
