髪をケアしながら洗っているつもりが、逆に髪にダメージを与えていることがあります。
それはシャンプーに原因があるのです。ほとんどの人はシャンプーを選ぶときは、価格や商品のイメージなどで選んでいます。
さらにはコマーシャルを見て、知名度で選ぶこともあるかもしれません。
なぜシャンプーを本気で選ぶべきか
スキンケアと同様どんなシャンプーを使用するかは、とても大切です。
どうせ洗い流すから、そんなにこだわらなくてもいいと思うかもしれません。でも毎日使用するものなので、頭皮だけでなく体全体にも影響を及ぼします。
ある男性は、フサフサとしたボリュームのある髪が自慢でした。
ところがあるブランドのものを使うようになってから、抜け毛が増えてきました。
そして髪のボリュームが急激に減ったのです。
原因は頭皮がダメージを受けたことだと思われます。
ですから、自分にあったものを使うことは非常に大切です。
ダメージに原因になる成分
ではどんな成分が頭皮にダメージを与えることがあるのでしょうか。
体質にもよりますが、アルコール系の成分はできるだけ避けたほうが無難です。
アルコール系は刺激が強いからです。
またパラベンなどの防腐剤も、注意が必要です。
さらに強力な界面活性剤は、頭皮の必要な脂肪まで失われます。ですから購入するときは、成分をよく確認しましょう。
とはいってもこれらがまったく入っていないシャンプーを探すのは簡単ではありません。
一切避けることは不可能です。
どんなシャンプーがいいか
ではどんなものが髪や頭皮に良いのでしょうか。
一般的に、洗浄力が強いとそれだけ肌への刺激も強くなります。
肌に優しいものを選びましょう。
ほとんどの人は、毎日髪を洗っています。
ですからそれほど高い洗浄力は必要ありません。また使ってみて、抜け毛が多くなったり、かゆみを感じたりするならよくありません。
目に入ったときに、極端に痛くなるものも、あまりよくありません。
シャンプーをする際、直接頭に液をかけるのはよくありません。刺激が強すぎるので、ダメージの原因になります。必ず手の平で泡立ててから、頭にのせましょう。
ほとんどの人は、頭頂部から洗い始めます。
しかし汚れがたまりやすい後頭部から洗うようにしましょう。ちょうど首の上部のへこんでいる部分です。
シャンプー液は少しで十分です。
あるいは水で薄めることも良い方法です。
最後はすすぎをしっかりして、液が残らないようにしましょう。